白子川が変身します

　光が丘病院の話題が続きました。これからも当分は繰り返し触れることになると思いますが、区政や練馬のまちに関わって、言うべきこと、聞かれるべきことが他にもたくさん溜まっています。少しずつ取り上げていきます。

　まずは、おもむきを変えて白子川。区内の主要な河川と言えば、石神井川と白子川。どちらも河川改修が進んでいるのですが、その中で親水性や景観、生態系に配慮した改修計画が少しずつ盛り込まれてきています。3面護岸、垂直のコンクリート壁、まるで下水排水溝のようになっている都市河川を｢川(かわ)｣として取り戻す、貴重な努力です。
　白子川が比丘尼の調整池に差しかかる直前、大泉町の6丁目から東大泉2丁目にかけてのあたりで、大規模に親水性の護岸を整備する工事がいよいよ始まります。住民参加で長い時間をかけて練り上げられた計画が、いよいよ陽の目を見ようとしています。右は、都が示した整備のイメージ図です。
　奥が上流側、三つの橋を挟んで、川辺にも降りられる緩傾斜の護岸が続きます。日常の管理をどうするかなど、まだまだ課題はありますが、楽しみです。