「葉っぱの力」に続いて、「根っ子の力」。
まさに筋骨隆々、力強さとたくましさに思わず引き込まれるような根っ子ですが、これは何の根っ子だかわかりますか?
実は「桜」です。東大泉5丁目、練馬の「名木」に指定され、“本間家の桜”として親しまれてきた桜並木の、いちばん北側の一本です。年月をそのまま刻み込んだような彫(ほり)の深い幹から伸びる根っ子は、そのあたりの若い高木の幹より太く、地面を盛り上げるように隆起し、広がっています。この太い根っ子の周囲には、きっと無数の大小の根が絡み合いながら広がっていることでしょう。
この桜は、今のところ、「歩道」として整備されることになっています。桜は「ツリーサークル」で囲まれるとか。しかし、これだけみごとな根っ子を痛めることなく、歩道にすることができるのでしょうか。
今日8日、周辺の住民の皆さんが企画した現地見学会には、私を含め、8人の区議が参加していました。「桜並木を、歩道としてではなく空地(緑地)として整備してほしい」…こんな陳情が、議会には出されています。3月6日には、まさにこの「歩道」部分の整備に関する説明会があるそうです。さて、桜の「根っ子」は、どうなるでしょうか…
コメント