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バリア・フル?

 写真は、保谷駅南口前の都道です。歩道はなし。ラインで遠慮がちに表示される歩行空間(?)はほとんど下水溝が占拠、ちょうど止まっていたダンプに押しつぶされそうな歩行者の姿が思い浮かんでしまいます。
 お子さんが車いすで通学するというお母さんから、相談がありました。手前左側の路地から出て、ちょうどダンプの先にある横断歩道を渡って右手の駅に向かうそうなのですが、とにかく、この道路がこわくて通れない。何とかならないのでしょうか…そんな相談です。
 電動車いすだそうです。一人で通学する機会が増えるとのことで、お母さんとしてはさぞ心配のご様子。そうてしょう。この道路です。この隙間を電動車いすで通るのは、とっても勇気がいるに違いありません。
 バリアフリーがまちづくりの当然の原則として語られますが、しかし、町はいまだにバリアだらけです。それにしても、駅前を走る道路、そして駅正面の信号です。都道です。なんとかならないのか、なんとかすべきではないのか。保谷駅南口は、北口に続いて、今再開発が進められています。大きく立派な南北道路も、できています。この都道も手を入れなきゃ。これでは、“バリアフリー”ならぬ“バリア・フル”です。

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