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池尻成二事務所 〒178-0063 練馬区東大泉5-6-9 03-5933-0108 ikesan.office@gmail.com

子どもに寄り添う

 土曜日、「りんごの木子どもクラブ」を主宰している柴田愛子さんのお話を伺いました。区内石神井台にある共同保育所「ごたごた荘」の25周年企画です。

・子どもに寄り添う。寄り添ったくれることで自分を取り戻すから
・とりあえず肯定する。「ダメ!」、「なぜ?」、ではなく「だよね♪」とまず語りかけてみよう
・子どもは、何かに取り付いて、夢中になって、そして堪能して卒業していく。何度言ってもやめないことはあきらめる。どんなにやってもできないこともあきらめる
・子どもの文化、価値観が保証されていない。公園が子どもの公共スペースになっていない

 そう、「肯定する」。子どもの「権利」が語られ、「子育て」いや「子育ち」を重視するんだと言われていても、実際の子どもたちは本当に受け身にさせられてしまい、感性も、好奇心も、育つ力も、切り縮められてしまっています。
 実は、私は、柴田さんのお名前も初めて知ったのですが、素敵な絵本をいくつも出していらっしゃるし、どうやら“知る人ぞ知る”方だったようです。30人も入ればいっぱいになる会場には、小さなお子さんを連れた若いお母さんがほとんど。本人は「子育て現役」のつもりでいてもさすがにいささか場違いではありましたが、わが子を相手に感じ、考えてきたことがつい昨日のことのように生き生きと思い出されて、とても気持ちのよいお話でした。

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