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「16園」計画から見直しを

 光が丘第四保育園の委託時期が、1年、ずれることになりました。2月の公募が結局、選定不調に終わったことを受けて、昨日、区が明らかにしたものです。これで、10年間にわたる計画として大々的に打ち出した「16園」委託化計画は、最初の年度の2園がいずれも委託に移れなかったことになり、第一歩から深刻なつまづきに直面したことになります。
 私は、この際、「16園」計画そのものに立ち返って検証・検討しなおすべきであると考えます。とくに、①公募条件や委託方法等のあり方、②財政効果、③直営保育園の人材確保に及ぼす影響などは、未整理の、あるいは未検証の課題があると思われます。
 また、私立認可保育園3園の誘致で待機児を解消するとした長期計画の目標が破綻し、さらに国が新たな待機児ゼロ作戦で保育定員の5割増を打ち出す中で、区の保育計画そのものが抜本的な見直しを迫られており、それは当然、「16園」計画に波及するはずです。
 豊玉第二だけは4月公募を行うようですが、本来なら、ここも含めて「16園」計画の見直しをしっかりと行うべきです。保育園委託化計画は、まちがいなく、大きな転機に立たされています。

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