135号線、予定地を歩く　～その4～

　135号線の計画線に沿ったまち歩き、大二中を越えて南に下ると、しばらくは住宅街が続きます。写真(右)は、東大泉6丁目付近。この写真の路地を左から右に、都市計画道路が突き抜けることになります。
そこからさらに南に下ると、道路線は西武バスの車庫にぶつかります。なかなか大きな車庫ですが、ここは今は第1種低層住居専用地域。もし道路整備に伴って両側各30mの用途地域の変更が入れば、このバス車庫はもしかしたら大規模開発の拠点になるかも…。
西武バス車庫から富士街道まではすぐです。135号線で事業化に動く可能性が高いのは、大泉学園駅からこの富士街道までですが、写真(下)はちょうど富士街道にぶつかるあたりを東側から撮ったものです。富士街道とロード富士見からつながる区道とで作る交差点すぐ近くに135号線が顔を出し、五叉路のようになりそうです。車のさばきがたいへんだろうと、素人目で感じてしまいます。また、左に見えるのは｢けやき憩いの森｣。なかなか見事な樹林ですが、135号線が南進すれば、おそらくは失われるでしょう。
　135号線の計画線はここからさらに南に進み、青梅街道とぶつかるところまでが2015年までに着手すべきとされる｢優先整備路線｣に位置付けられています。さすがに青梅街道までの事業着手はあり得ない状況ですが、ここまでたどってきた区間、大泉学園駅～富士街道間はここ2,3年中にも測量、用地買収が動き出すかもしれません。大二中をどうするかというたいへんな宿題は今なお、解かれているとは思えませんが、道路を急ぐ空気だけは区の中に充満しつつあるようです。さて、道路はどうなるか。中学はどうなるか。そして、この街はどうなるか。大きな山場が近づいています。