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池尻成二事務所 〒178-0063 練馬区東大泉5-6-9 03-5933-0108 ikesan.office@gmail.com

石神井公園駅南地区のまちづくり

 鉄道の高架化と都市計画道路の整備に合わせて、石神井公園駅の南側が大きく変わりつつあります。これまでのバスロータリー周辺はすっかり建物が除却され、東側の踏切近くから延びる都市計画道路232号線とその一部としての駅前広場の空間が姿を現しつつあります。また、光和小学校の方から南下してくる都市計画道路132号線も、踏切を超え、石神井公園の“ボート池(石神井池)”まで延びようとしています。
 この道路と駅の変貌のあとを追うように、石神井庁舎前の富士街道から132号線のさらに東まで広がる約14haを範囲としたまちづくりが大きな節目を迎えています。まちづくりのルールとなる地区計画の原案が年明けから25日までの期間で公告縦覧に付され、今週12日から14日にかけて説明会も開催されます。

     ➠地区計画原案と説明会については、練馬区ホームページのこちらから

 私は30年ほど前、本当にたまたまですが石神井公園の駅に降り立ち、東京に来て初めての住まいを決めました(風呂もないアパートの一室でしたが)。「石神井公園」という駅名もなんだか魅力的でしたし、公園に降りて行った時はとても新鮮な魅力を感じたものです。石神井公園駅は、私にとって練馬の玄関でしたし、おそらくは今もこれからも、たくさんの人々にとって石神井公園の存在とともに練馬の玄関の一つであり続けるでしょう。
 だから…だから、気になります。駅周辺がどんな町、どんな街並みになるのか、と。
 地区計画は、法に基づいて定められる都市計画の一つです。地区計画に盛り込まれるさまざまな「規制・緩和」の手法、そしてコンセプトや指向性はこれからの駅南側のまちづくりにとってたいへん重要な意味を持つはずです。地区計画に限らず、一般に都市計画の議論はどうしても地権者の方を中心に据えながらのものになりがちですが、地権者の皆さんはもちろん、広くこの駅を愛し利用する区民の皆さんにも、ぜひこの地区計画の議論に参加してもらいたいと思います。
 地区計画の内容については、またあらためて触れていきたいと思っています。まずはぜひ、説明会へ。

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