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池尻成二事務所 〒178-0063 練馬区東大泉5-6-9 03-5933-0108 ikesan.office@gmail.com

「計画停電」の右往左往

 昨日の午後、議会事務局が区の災害対策本部~の情報を持ってきました。「計画停電」の第1グループから練馬区部分が除外されたという内容です。その後、3時過ぎには全議員にファックスが流されました。3時前には、「安全安心メール」で、同様の情報が区民にも広く知らされています。ところが、です。夜8時、結局、再び第1グループに戻るということになってしまったのです。
 私は、最初に話を聞いた時には思わず「確実か?」と念を押してしまいましたが、それにしても、まさかわずか数時間にしてこんな重要な判断が覆されるとは…。練馬区の誤報ではないようです。要するに、東京電力が混乱しているということか。確かに、この情報が流された直後の3時半には、経済産業大臣が記者会見で「全面停電もありうる、節電を!」という異例の呼びかけをしました。そんな深刻な事態の中で計画停電エリアを縮小するなどという判断が下されてよいはずはありません。しかし、大臣も、当然ながら東京電力の情報をもとに判断したのでしょう。つまり、ほぼ同時に、東電はまったく異なる意味を持つ判断を下したことになります。情けなく、恐ろしい。
 東電は電気を管理できていないし、適切にマネジメントする力がないと言わざるをえません。ともあれ、再び計画停電の網がかかったことは事実のようです。一応、18日は停電に入らないとなっているようですが、19日からは再び日ごとに停電の有無に右往左往する毎日が始まるのでしょうか。腹が立って、やがておわびの報告に追われた夜でした。

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