区がどんなに焦っているか、象徴的なことがありました。
車止め撤去の条件として、区が持ち出したのが様々な「安全対策」。といっても、区が出せるのは、道路の舗装や歩道の手直し、あるいは掲示板といった程度。そのひとつが、路側帯を塗り分けるという、この写真のような「対策」です。
問題なのは、この写真の道路、実は通学路からはずれていて、路側帯を塗り分ける道路ではなかったのです。ご覧のとおり、緑の塗装は途中で中断。地域の方から指摘されて、間違いに気づいたとか。子どもたちの通学路になっていて安全対策を求める声が上がっていたのは、一本となりの道路。情けない初歩的ミスです。
業者がうかつだったのか、発注した区のほうに指示ミスや指示漏れがあったのか…どちらかは分からないけれど、一つだけ確かなこと。それは、この「安全対策」が本当に急ごしらえに、あえていえば泥縄で進められているということです。
そこで再び。何でそんなに焦るの?何のための「安全対策」?
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