Access
池尻成二事務所 〒178-0063 練馬区東大泉5-6-9 03-5933-0108 ikesan.office@gmail.com

“地産地消”

 土曜日、「第3回葉っぴいまつり 08夏」がありました。主催は、練馬みどりの機構。「農家との語らいを楽しむひととき」という企画にひかれて、参加してきました。
 練馬は、23区では例外的に「農」が根付いた都市なのですが、当の農家の方たちとお話をする機会はなかなかありません。この日は、二人の若い農業者を囲んでの語らい。野菜のこと、仕事のこと、人のこと…とても興味ぶかいお話が聞けました。ながねぎは1年。他も平均で3か月かかる。季節の旬と野菜の旬がある。路地ものが絶対にうまい。市場流通に出すために企画サイズに合わせることが当たり前になっているが、ほうれん草もピーマンも、大きいものが旨い。そもそも出荷される野菜は家庭内消費に回る分は少なく、多くは外食産業系であること。スーパーに卸すような大きな流通は出荷量からも野菜作りへのこだわりからも難しい。小さな流通にしっかりとりくみたい…恥ずかしながら、知らないこともたくさんありました。

 地に足をつけたしごとの中から生まれる自信と誇りが、とても心地よく伝わってくるひとときでした。“地産地消”の基本は、実は、この農業者とのコミュニケーションなんだと改めて実感。採れたてのトマトや枝豆も味あわせてもらい、おまけに、お隣の植物園で採れたという「ミラクルフルーツ」なるものも試食。“おいしい”ひとときでした。

コメント