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池尻成二事務所 〒178-0063 練馬区東大泉5-6-9 03-5933-0108 ikesan.office@gmail.com

反乱の予感

 有権者は「反乱」するか。日本の市民は、「反乱」を起こすだけの気概と力を持っているか。不信と落胆ではなく、いくらかの期待と希望を込めて、そう問い返しています。

 議会が終わって、議会報告を届けながら○丁目のUさんとか、☐町のAさんとお話しました。私の議会報告「せいじパレット」を見て、という電話が事務所に相次ぎました。どちらも、話のトーンは「怒り」です。税金、保険料、福井、ムラカミ、コイズミ…皆、怒りの対象です。怒って当たり前。遅すぎるくらい。それでも、率直に、忌憚のない「怒り」が口をついて出て来ることに、政治の地殻変動の予兆を感じます。ほんとうに、我慢を続けてきた。馬鹿にされ続けてきた。お人よしを演じ続けてきた。もう、うんざり。誰が悪いって、もちろん、いちばんは政権与党。そう、自民党と公明党。

 滋賀県知事選挙で、自・公、それにけじめのない民主党が押す現職が破れるという波乱が起きました。選挙の実情を知るわけではありませんが、しかし、琵琶湖の環境保全について研究してきたという女性候補の勝利は、1の偶然と9の必然だった、と直観します。地殻は身震いを始めている。ちょっとしたガス抜きで終わるのか、大きな変動につながるのかは、私もその端っこにいる在野の政治家の力に負うところが大きいとはいえ、しかし、確かに身震いをしていると感じます。がんばらねば。

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