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池尻成二事務所 〒178-0063 練馬区東大泉5-6-9 03-5933-0108 ikesan.office@gmail.com

光が丘第四保育園

 ひどい説明会でした。いや、説明会がひどいのではなくて、説明がひどい。保護者の訴えと姿勢は、これまで見た保育園説明会の中でもとてもすばらしいものでした。情に流されるでもなく、“交渉術”のようなものに染まるでもなく、切々と、しかし理知的に、しかもまたたくさんの方が自分の言葉で語っていました。ひどいのは、区の対応。特に部長の態度がひどい…。

 光が丘第四保育園の委託化に関する説明会のことです。今日、午後2時から7時過ぎまで行われました。結局、区は12月21日の公募開始を「最後通牒」として持ってきたのです。「最後」と言っても、説明会は今回が始めて。これは「最初通牒」なのかなぁ…とにかくはじめに結論ありき、の姿勢が極まった様なのです。なぜ結論ありきか--区長が決めたから。決めたことは変えられる--厳命だから。
 委託化はしばしば「区民との協働」の一つのあり方としてさえ語られてきました。今日、部長は保護者に向かって「ぜひ皆さんとごいっしょに」と繰り返しました。初対面で、しかもいきなり最後通牒を突きつけておいて、「協働」も「いっしょに」もないでしょう?
 おまけに、部長は議会の権威や権限をおとしめるようなことを何度も言いました。長期継続契約のことなど、議会はまったく聞いていない。いや、21日に公募するということ自体、報告はまだなのです。

 区は、見くびらないほうがいい。保護者の思いを受け止めようとする議員も見くびらないでほしいけれど、何より保護者の力を見くびらないほうがいい。

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