議員になる前から、たくさんの会議を傍聴してきました。議員になってから、傍聴されることも多くなりましたが、それでも傍聴する会議はもっと増えました。
これまで傍聴した会議の中で、いちばん傍聴者が多かったのは…と思い出してみると、私の経験の範囲では、新庁舎建設が議会の大問題になったときでしょうか。たぶん傍聴者が100人を超したときもあったんじゃないかな…。東映跡地マンションに関する陳情が審査された委員会のときも、傍聴が多かった。50人近くいたでしょうか。
もっとも、議会の会議以外では、そうそう傍聴者があふれるということはありませんでした。だから、7月の「障害者計画策定懇談会」のとき、会場の壁をぐるりと埋めた傍聴者、とくに障害を持つ当事者の姿には驚きました。
4月から段階的に施行されている自立支援法。障害者や関係者を傍聴に駆り立てるのは、この法律です。もっと正確に言うと、この法律が呼び起こしている深く、鋭い不安と疑問です。立ち遅れている議会での審議も、そろそろ動き出すはず。不安と疑問に、議員もまたこたえなければなりません。
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