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池尻成二事務所 〒178-0063 練馬区東大泉5-6-9 03-5933-0108 ikesan.office@gmail.com

一人会派

 一人会派に戻ります。
 11日は、会派結成届けの締切日でした。議会では、各議員は「会派」を作って行動します。練馬区議会の場合は、一人だけの会派(一人会派)も認められていますが、しかし、3人以上の会派(「交渉会派」と言います)でなければ議会運営委員会にも参加できず、また議会運営の実質的な協議の場である「幹事長会」にも入れません。また、会派の人数によって、議会の中での活動の条件はさまざまな差がついてしまいます。たとえば、大きい会派ほど人事で有利になるとか、予算・決算特別委員会での持ち時間が多くなるとか…。そんなこともあって、議会の中ではしばしば政党の枠組みと異なる会派が誕生することがあります。
 4年前、初めて当選したあと、私は一人会派から出発しました。もともと政党に属さず「無所属」で選挙を戦ったわけですし、他の会派・議員の考え方や立場をほとんど知らない中では、ごく自然な選択でした。その後、2年目から「社民党・市民の声ねりま」という共同会派を作りました。当時は社民党の議員は2人で、共同で会派を作ることで交渉会派になれるという大きなメリットがお互いにあったこと、区政に対する基本的な方向性を確認できたこと、がその大きな理由でした。
 この4月の選挙で、残念ながら、社民党は2人から1人に議席を減らしました。社民党以外の方も含めて会派を作るという道も考えましたが、困難でした。そこで、一人会派に戻ることにしました。
 一人会派は大変です。でも、一人でも立つ。その気概を改めて確かめなおして頑張りたいと思っています。そして、会派は一人でも、できるだけ広く、また柔軟に連携の道を探っていけるよう、謙虚に努力を重ねたいとも思います。
 どうぞ皆さん、支えてください。

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