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池尻成二事務所 〒178-0063 練馬区東大泉5-6-9 03-5933-0108 ikesan.office@gmail.com

ダンプ投入、強行か

 「東京都に対しては、工事に関する詳細な説明の場の設置について強く申し入れており、こうした話し合いを通して、地域のおかれている状況が改善されることを強く望むものであります。」
 練馬区土木部長名で、武蔵関公園の新「調節池」建設工事に反対する住民に対してこういう回答が届いています。
 今、住民が求めているのは、住民が提案している緊急治水対策の「代案」に対する責任ある回答と、そして、ダンプ1000台分もの土砂搬出工事などに対するきちんとした説明です。それは、まさに部長が「強く望む」という、その話し合いです。
 しかし四建(東京都第四建設事務所)は、話し合いの場を持つとしても2週間近くも先の12日、しかもこれまで強引な対応と条例無視とさえいえる乱暴なやり方で住民の強いひんしゅくを買ってきた課長しか出席しないという姿勢を、頑としてゆずろうとしていません。
 明日から、ダンプの投入が始まると思われます。12日となれば、もう大方の土砂は搬出されているでしょう。説明もないままに、話し合いも終わらぬままに、工事が進み大量の土が持ち去られていくのをただただ耐え、受け入れよと、誰か住民に言えるでしょうか?
 四建には、これも区の部長の言葉を借りれば「地域の置かれている状況を改善」するための熱意も、誠意もないということでしょう。情けなく、また深く腹立たしいことです。
 現場でもし混乱した事態が発生したら、その責任は、あげて都が負わなければなりません。

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