タチシダレヤナギが、芽を吹きました。
練馬駅北口の区有地にあったタチシダレヤナギ。区有地で再開発ビルの建設が始まる中で移植され、そして今、腐食菌の浸食を理由に伐採されようとしているこのタチシダレヤナギについては、このブログで何回か触れてきました。
➠タチシダレヤナギの運命 こちらから
➠無残に刈り込まれ… ~タチシダレヤナギの運命(2)~ こちらから
➠樹木医の「診断書」 こちらから
そのヤナギも、春をしっかり感じています。無残に刈り込まれた太い幹の先から、いくつも伸びた若枝、若芽。健気(けなげ)、としか言いようがありません。
このヤナギの取り扱いについては、担当課長が議会でこう説明しています。
この北口には、タチシダレヤナギとケヤキの木がございました。現在、仮植をしてございます。そのうちのヤナギの木が、腐朽菌によりベッコウダケに侵されていると判明し、復植できないことがわかりました。
今後、ヤナギについて伐採し、新たに別の樹木を植栽していくことで考えてございます。なお、ヤナギにつきましては、廃材活用をしていきたいということで、日立キャピタルと検討を進めているところでございます。(2013.1.24区民生活委員会)
伐採、廃材活用…冷ややかな言葉が並びます。まだ生きているのに…単なる情緒主義だと言わば言え。心が痛みます。
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