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池尻成二事務所 〒178-0063 練馬区東大泉5-6-9 03-5933-0108 ikesan.office@gmail.com

コメントに感謝します

 車止め問題に関して、たくさんのコメントを戴きました。車止め撤去に対する賛否は賛否として、それぞれに強い思いをお持ちでありながら抑制のきいたコメントを下さったことに感謝いたします。
 戴いたそれぞれのご意見に改めて思うところもありますが、この問題での私の基本的な立場は5月23日の「車止め問題 私の総括」に書いたとおりです。もともとこのブログ自体は議論の場として開いたものではありませんし、まして、コメントくださった方同士の議論が広がることを予定したものでもありませんので、個々にお答えすることは控えさせて頂きます。今後、私がこの総括を深めていく中で必ず参考にさせて頂きますので、ご了解ください。

 最後に戴いたmatさんのご質問にも関わりますが、私たちは、あの車止めが置かれた経緯とその意味をあらためて検証してみる必要があると思います。一般道として公示された区道の、しかも長い側道の特定の場所にのみ置かれたというそのことだけをみれば、車止めはある意味でいびつな存在となっていました。しかし、そこに込められた思いや意味合いは実は広がりのある、普遍的なものであったかもしれない。少なくとも、これだけ長い歴史を持ち、議会も区も特段の敬意を払ってきた車止めを「エゴ」とかたづける前に、そのあたりの検証から始めてみませんか。
 それは、私の、あるいは議会の仕事であると同時に、住民の皆さんが車止めそれ自体への賛否を越えてこれからのまちづくりへの合意形成を図っていくための、避けて通れない一歩であるように思います。この関越周辺に限らず、広く大泉一帯は、区が深く関わりながら今まさに大きくまちの姿を変えようとしています。こんなはずじゃなかった、と10年後、20年後に悔いることのないようにするためにも、車止めは学ぶべき貴重なものを残してくれたと私は感じています。

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