ふさがれた遊歩道

　富士見池に新たな調節池を建設する工事に都が強行着工してから2週間が経ちます。なんとしても工事を止めたいという住民の行動は続き、施工主である都、公園管理者として工事を許可した区の対応が厳しく問われる局面が近づいてきています。
　しかし、それにしても、都も区もなんでもっときちんと顔を出さない?他人任せ、業者任せにしてよい話しではないでしょうに…
　今朝、唐突に、工事区域に隣接する遊歩道が通行止めにされました(写真)。

　毎日、本当にたくさんの人が散歩やジョギングに使っている歩道です。今日から使えなくなると、どこかに書いてあった?　利用者に説明はされていた?　今日からいつまで使えないの?　そのことを区は知っていたの?
　区に確認を求めたところ、遊歩道を閉鎖するために必要な手続きは、今日の昼前に済ませたとのこと。ということは、違法な封鎖だぁ!!　冗談ではありませんよ。厳密に言えば、区の許可をえる前に勝手に遊歩道を通行止めにする権限は、都にも業者にもないのですから。こんな泥縄では、利用者への周知などきっといい加減だろうなぁ…
　この工事は、どうもずさんで乱暴だ。公共工事としてのルールや節度どころか、民間の工事ですら遵守される手続きが踏まれていないのではないか…都の対応に対する疑念は消えるどころか、ますます膨らんでいきます。