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アフガンの「緊急事態」

迫り来る大凶作
遅々として進まぬ復興、実のない内外の議論、外国軍の横暴に対して、もはや忍耐は限界を超えました。これは緊急事態であり、吾々の戦であります。いたずらに農民を殺戮する外国軍の「対テロ戦争」と対決し、一人でも多くの命を守る戦いであります。
(中村哲医師現地報告 ペシャワール会報より)

いろいろな新年があります。アフガニスタンの新年は、どうでしょうか。絶え間なく続く「対テロ作戦」という戦争に加え、隣国・パキスタンで、有力な大統領候補が暗殺されるというすさまじい事件。不安と懸念ばかりが先にたちます。
戦争のさらにその背後には、干ばつとそして凶作。医療から井戸掘りへ、さらには用水路の建設へと文字どおりの格闘を続けてきた人たちが、あらためて「緊急事態」を叫ばなければならないような、そんな新年もあります。
国、地域、年代…新年のありようはさまざまでしょうが、同じ新年を迎えているいのちの格差を見ないわけにはいきません。

中村哲医師講演会が2月12日に迫りました。

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