気分を変えて…

長かった第3回定例区議会が終わりました。久しぶりの1人会派での決算審議、なかなかハードでした。でも、精一杯やりました。

秋晴れに励まされて、気分を新たに。
市民の声ねりまで、中村哲さんの講演会を開催します。

⇒ペシャワール会のホームページ

アフガニスタンで30年近くにわたって“草の根”、いや“大樹の根”ほどに地に足のついた活動をしてきた中村医師。4年前に練馬に招き、講演会を開催したのですが、それ以来、変わらぬ戦乱と干ばつの中で用水路建設の大事業に取り組み、この春、一期工事が完成しました。その節目に、もう一度、練馬へと思い立っての企画です。
折りから「テロ特措法」が国会での焦点に。アフガンに、もっといえば世界に向き合うとはどういうことなのか、哲さんは、地べたの実践を通して問いかけてくれる数少ない日本人の一人です。
“地べたから問う”…私は、こういう構えというか、発想が好きです。政治の入り口であり出口であるのは「地べた」、つまり人のいのちと生活です。生活、といっても、ふわついた消費生活ではなく、地を耕し、鉄を撃ち、皮をなめし…(ちと古いですね)…堅い手ざわりと重い質感を持つ世界と格闘する営みです。そこでこそ、人は本当に学び、鍛えられる。哲さんは同じ福岡の人、大学の先輩でもありますが、飾ること、気負うこと、誇ることを知らないその人となりには魅かれずにはおれません。
どうぞお楽しみに。来年2月12日。文化センターです。