2013年が終わりました。年越しのあわただしさの中で、1年を思い起こしています。
区議会議員としての10周年を迎えたことが、なんといっても今年一番の出来事だったでしょうか。たくさんの皆さんに支えられ、引っ張られながらの10年でしたが、でも、確かな10年でした。5月、10周年のつどいは大変な盛況でしたが、井上龍一郎さんから贈られた『感謝』の大書は、みごとに、場を締めくくってくれていました。
➡5.22 10年になりました!!
➡5.24 明日も公園へ行こう
そして、小室等さん、ゆいさんが披露してくれた曲、“3.11以後”を生きる母の覚悟をつづる「明日も公園へ行こう」の優しく、しかし鮮烈なメッセージ。そう、今年はあの3.11を風化させ、忘れ去り、あの原発事故の教訓と悲劇を否定しようとする動きに抗い続けた一年でもありました。
市民の声ねりまの皆さんと訪ねた福島・浪江の町。今だから、浪江。今だから、原発被災。その強い思いが支えてくれた大胆な企画でしたが、参加した皆の心に深い記憶として刻まれたはずです。
➡9.25 福島・浪江を訪ねて
➡10.15 浪江町へ 浪江町から
時が飛ぶように過ぎ去っていきます。生き生きとした充実感と着実な前進の実感の中であればまだ救いもあるのですが、しかし、時代の空気と流れは焦りと不安を募らせるばかりのようです。練馬区政は末期症状を示し、国政の行方はいよいよ危うくなってきています。特定秘密保護法の強行は、まちがいなく、世紀の単位で歴史の節目を打つ出来事の一つとなりかねません。地域で、国会前で、目にし耳にしたあの人この人の顔や叫びを力に変えて、道を正していきたいものです。
都知事選の余韻をひきずって幕を開けた2013年は、ふたたび都知事不在の中で閉じようとしています。愚かしくも閉塞感たっぷりのこの国の現状を象徴するようなエンディングですが、嘆き悲しむばかりじゃつまらない。意気と勇気を奮い起こして、いざ、新年へ。
1年間、このブログにおつきあいくださりありがとうございました!
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