都は｢信号機｣再設置の決断を!!　～練馬区長名で要望書～

　昨年末から今年にかけて、精力的に取り組んだ｢信号機｣問題。石神井公園駅の西、富士街道・りそな銀行前の信号機と横断歩道がほとんどの住民が知らないうちに撤去されたという件ですが、このブログでご報告してきたとおり、2月の議会で信号機と横断歩道の再設置を求める陳情が採択されました。
　陳情が採択されるというのは、とても重いことです。議会での陳情採択は直接に区を拘束するものではありませんが、区民を代表する議会の意思を無視したり軽視することは一般的には許されないことです。この陳情採択を受けて、区は｢横断歩道・信号機設置に関する要望書｣を出しました。4月21日付で提出者は前川燿男区長、提出先は石神井警察署長と東京都建設局第四建設事務所長です。要望書は｢信号機の再設置｣を求めて、次のように書いています。

３　要望の詳細
　同箇所への横断歩道・信号機の再設置については、平成25年11月29日に練馬区議会へ、陳情第147号｢富士街道に横断歩道・信号機再設置を求めることについて｣が付託された。環境まちづくり委員会で陳情の審査がなされ、平成26年第一回線賜区議会定例会(平成26年3月17日)において趣旨採択された。
　地域住民の皆様と練馬区議会の意思を重く受け止め、区としても、歩行者等の安全と円滑な交通を確保するため､信号機の設置に向けた検討を強く要望するものである。

　横断歩道は、陳情採択直前に復活したのですが、信号機は今日にいたるまで付けられていません。横断歩道だけではなかなか車は停止してくれず、途方に暮れ、あるいは無理を承知で渡ろうとするお年寄りなどの姿は後を絶ちません。東京都には、地域の皆さんの強い希望、そして区・区議会挙げての求めを真摯に受け止めて早急に信号機再設置を決断するよう、この問題に取り組んだものの一人として強く求めます。