Access
池尻成二事務所 〒178-0063 練馬区東大泉5-6-9 03-5933-0108 ikesan.office@gmail.com

通学介助のその後 ~決算3日目~

 決算審議3日目は保健福祉費。昨年10月から始まった「通学介助」と小児救急について。
 10月に始まった通学介助は、障害のあるお子さんやその家族の通学に伴う負担を軽減する事業として、私もとても期待していました。しかし、実際には、昨年度の利用実績は63人。もともと250人の利用を想定した予算だったようなので、初年度で見通しが立たなかったことを割り引いても少ない数字です。
 背景には、利用できる人の範囲をかなりしぼってきたことがあります。今の支給基準では、保護者が就労しているか、障害や病気の家族がいる場合などをのぞけばほとんど利用できません。もともとは「障害児の通学の確保、また保護者の負担の軽減を図るため」(区長)として始まった制度、当初は担当課長からも「保護者の方の休息のための利用ということも前提」(担当課長)という説明もされていた話です。「毎日、毎年、送り迎えをしなければならないという保護者の負担そのものの重さを十分に考慮して、利用の範囲を拡充していくべき」と強く求めておきました。

 もうひとつは子どもの救急医療の話。こちらはまたあらためて。

コメント