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議員という仕事(1) 報酬

 議員という仕事に対して、税金から「報酬」が支払われます。この報酬は、自治体ごとに、条例によって定められています。練馬区議会議員の報酬は月額617,000。ただし、議員が議会の役職につくと、報酬はこれより高くなります※。

※議長933,000円/副議長 805,000円/委員長678,000円/副委員長647,000円

 報酬は、議員の任期が始まったときから終了するまで、支払われます。ただし、月途中で任期が始まる場合には、日割り計算となります。私が議員になった最初の月、2003年5月分の報酬は、40,645円でした。
 もちろん、この617,000円は支払い総額ですから、様々な「公租公課」が差し引かれます。ちなみに、私の場合は、税金(所得税・住民税)が57,150円、社会保険料(介護・医療保険料、国民年金保険料)が74,860円、それに議員共済(年金)の掛け金が80,600円になります。三人の子どもの控除がありますから、他の議員よりは「手取り」はいくらか多いかな。
 また、報酬とは別に「期末手当」があります。これも条例で支給のルールが決められており、今は年3回(3月、6月、12月)、支給されます。支給額は、議員になって間がない時期を除いて、1か月分の報酬に1.45をかけたものの3.75か月分、と決められています。つまり、事実上は1.45×3.75≒5.4か月分になります。
 議員が、議員として受け取る収入は、この報酬と期末手当のみということになります。さて、この報酬は、どうやって決まっているのか。(続)

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