補正予算

　議会が始まると、とたんにブログの更新が停滞します。情けない…
　
　その議会、一般質問が終わり、明日から舞台は各委員会へ。週明けからは決算特別委員会も始まります。今議会、決算を別にすれば、区長提出の議案は本数自体が多くないだけでなく、内容的にも重いものは余りありません。焦点になりそうなのは、補正予算でしょうか…。
　補正規模はなんと130億円近く、予算全体の6%を超える規模です。ところが、歳出でみると大半は基金への積み立て。

130億の臨時収入が入り、貯金の取り崩しを16億減らし、あらたに貯金を90億積み、残りを工事や用地買収に当てる

ごくごく大づかみに言うと、そんな補正予算なのです。
　思わぬ歳入があって、先々のことも考えてしっかり貯金しようというのだから、堅実といえば堅実なのかなあ。でも、複雑です。歳入増の少なからぬ部分は増税や｢行革｣による経費削減によるもの。一方で、区民生活のきしみとゆがみは、確実に広がり、悲鳴が声になって聞こえてくることも少なくありません。暖かみが、伝わらないな。この予算。