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池尻成二事務所 〒178-0063 練馬区東大泉5-6-9 03-5933-0108 ikesan.office@gmail.com

“災害弱者”

 29日の朝日新聞インターネット版にこんな記事が出ていました。

知的障害の子ら200人、避難先転々 職員「もう限界」
 福島第一原発の事故に伴い、原発から5キロの所にある施設から逃れた重度の知的障害のある子どもや大人200人余りが、避難先を転々としている。いま3カ所目。付き添う職員やボランティア約50人とともに、小さな建物で限界の生活を続けている。…

     ➠記事全文は こちら から

 東洋学園という施設だそうです。深刻です。支援の社会的基盤が崩れたとき、障害のある人たちの生活と命は深刻な危機に直面する。そのことはわかっていましたが、それにしても深刻です。今、被災地のために、日本の「富」の巨大な集積地である東京に住む我々に何ができるのか、きびしく切実に問われています。なんとかできないのか…
 実は、練馬区からも少なくない区民が都外の障害者施設に入所しています。東北関東の8県の施設に入っている区民は合計で100人。福祉事務所に確認をしたところ、幸いなことに全員が無事だったようですが、東京と「地方」の関係を改めて考えさせられる数字です。
 障害者施策としての是非はともかく、これだけ都外、東北や関東他県にお世話になってきた練馬区でもあります。この記事にある施設の入所者の皆さん、あるいは同じような境遇にあるかもしれない皆さんのために、練馬区も区民も、力を出すべきではないでしょうか。

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