横浜視察

　ごみつながりですが、12日、横浜市に視察に行きました。議長を通して依頼をしての正式の視察、しかも会派を超えてですから、練馬区議会としてはなかなかユニークかも。参加予定の方が都合がつかなくなったりで最終の参加者は4人でしたが、なかなか面白い一日でした。
　視察先は、午前中は鶴見清掃工場、午後は市役所で担当者から横浜市のごみ減量計画「G30プラン｣について説明を受けました。いろいろと興味深いお話を聞けたのですが、一つだけご紹介。それは、横浜市のごみ減量の中で、事業系の持ち込みごみの減量が大きな位置を占めているということです。会社から出るごみは原則、自らの責任で清掃工場に持ち込む(行政回収はしない)。そして、持ち込みごみの中身をきびしくチェックし、資源化可能なものが混じっている場合は場合によっては持ち帰らせる。こうした取り組みが功を奏して、持ち込みごみは家庭系のごみ以上に減量が進んだそうです。
　持ち込みごみの減量に力を発揮しているのが搬入物検査機の導入(写真=鶴見工場のホームページより)。昨年度、この機械で中身をチェックした車輌はなんと9万台！持ち込みごみ対策にほとんど手がついていない練馬区にとって、大いに参考にすべき取り組みと感じました。