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校歌 ~光が丘四中「廃校」問題~

廃校を突き付けられた光が丘第四中学校。こんな校歌です。
1.果てしない闇をつらぬき/ 今日ここにつどう光は/ 風わたる木々にきらめき/ ゆれやまぬ心を照らす/ 光よめぐれ宇宙をめぐれ
2.夢はらむ 影をなげかけ/ 明日へとみちる光は/ 友だちの頬にかがやき/ せめぎあう心をうつす/ 光よむすべ 世界をむすべ
作詞は谷川俊太郎、作曲は林光。高名な詩人、音楽家の手になる校歌です。
光四中が廃校になったら、この校歌はどうなるんだろう…やっぱり「廃校歌」でしょうかね。
谷川俊太郎さんが、中学の10周年誌に文章を寄せていました。こんな文章です。

校歌をどうするかは、学校の統廃合の際の大きな課題の一つとなります。光が丘の8つの小学校を4つに減らしたときは、廃校ではなく統合→新校設置という方法を取りました。統合する二つの学校の保護者や関係者が会議体を作り、時間をかけて新しい学校の在り方、統合へのプロセスなどを検討してきました。校歌についても、共同で新しい校歌を作るということになりました。学校施設自体はどちらかの学校を使うということでしたからどうしても吸収統合のイメージは残りましたが、それでも、統合されるどちらの学校の保護者も子どもたちも喪失感を持たないようにという配慮が、それなりになされました。
ところが、光四中の廃校は全く違います。本当にひどいやり方です。

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