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池尻成二事務所 〒178-0063 練馬区東大泉5-6-9 03-5933-0108 ikesan.office@gmail.com

明日の練馬の“キャッチコピー”

 前回のブログで、「基本構想」が図書館の書庫にしまいこまれていることを指摘したところ、読んで下さったようで、何冊かは開架に移されていました。迅速に対応していただいたのはありがたい。でも、区にとって「基本構想」が持つ意味や、これからその改定を区をあげて進めようという時期も考えれば、ちょっとお粗末な話でしたね…。
 さて、その基本構想。変えるにしてもなんにしても、とりあえずは今のものをしっかり検証するところから始めるしかありません。細かいことはともかく、基本的なコンセプトをつかみ出す一歩として、どんな“キャッチコピー”を掲げていたか確認してみます。
練馬区基本構想(1976)は、こううたっています。
緑に囲まれた静かで市民意識の高いまち
 練馬の基本構想は前にも後にもこれしかないのですが、参考に、行政計画として立てられてきた長期計画のコピーを紹介します。
前長期計画(2001➠2010)
健康と活力あふれる文化のまち ふるさとねりま
現在の長期計画(2006➠2010)
うるおい・にぎわい・支えあい ともに築く わがまち練馬 ~豊かさとゆとりあるまちへ~
 さて、似たり寄ったり?個性がにじむ?? 皆さんなら、20年後の練馬のために、どんなコピーを付けますか? たかがコピー、されどコピーと、私は思います。
 それぞれのコピーを考えながら、「基本構想」の読み直し運動なんてやってみたらいいかも。それこそ図書館の自主事業としてでも企画したらどうなんでしょう。予断なく、結論を求めず、それでも大いに語り合う材料にはなりますよ、きっと。

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