先月末に出かけた市民の声ねりまの信州旅行、写真の整理がやっと終わりました。あらためて眺めてみて、参加した皆さんのすてきな表情に思わず見入ってしまいます。
今回の旅行の“メイン・コンセプト”は、安曇野巡り。安曇野の名前だけはもちろん、頭に入っていたのですが、実は行ったこともなければ、どんなところかのイメージもないありさまだったのですが、とてもよいところでした…ありきたりの感想ですが。
碌山美術館にも行ってきました。彫刻家・荻原碌山の人と作品、そして相馬黒光を通して彼がつながる多彩な人脈を伝えるすてきな美術館です。相馬黒光が今は新宿にある「中村屋」を開いたことも、このパン屋さんが実は「中村屋サロン」として、芸術家や思想家、革命家の集う場となっていたことも知りませんでしたが、荻原碌山の作品からはこのサロンにあったであろう空気が伝わってくる気がします。
ハッとさせられたのは、「労働者」と題された像。珍しく屋外に置かれているのですが、ストレートに、力強く「労働者」を表現するセンスは、それだけでなかなか刺激的です。
美術館には、荻原碌山の言葉が刻んでありました。
LOVE IS ART, STRUGGLE IS BEAUTY
いやぁ、いいですね…。
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