区民生活委員会7.9

　今日9日、区民生活委員会がありました。
　陳情の審査はなし。報告が6つ。
●年金記録問題に係る練馬区の対応について
●勤労福祉会館、サンライフ練馬の指定管理者公募について
●ブルーベリー観光農園の開園について
などです。
　年金は、国民の焦眉の関心事。特に、自分の納付が適切に記録され管理されているかということに、たくさんの国民が不信と不安を抱いています。ただし、報告は、納付を含めた被保険者情報は基本的に社会保険庁に集中されているので、区としては相談に対応する条件がない、ていねいに対応しつつ、国(社会保険庁)の窓口を案内する、というものでした。以前は、保険料の収納を市区町村が担当していたこともあり、各自治体が社会保険庁に置かれた台帳(原簿)とは別に被保険者名簿を作成管理していたのですが、この名簿は保管の義務等が定められておらず、その後、納付事務自体が国に移管したこともあって、練馬区も、名簿は破棄してしまったとのこと。したがって、もし練馬区の窓口で保険料を納付し、それが何らかの理由で社会保険庁のデータに記録されていなかった人がいたとしても、その人の納付の事実を確認する書類は区にはないということになります。
　一義的には明らかに国の問題であり、区としては責任は果たしてきたということなのでしょうが、それにしても、大切な保険料データがこんなに粗雑に管理されていたというのは、お粗末、というよりも怖いくらいです。

　私が所属する委員会が開催されたときは、主な内容だけでも簡単にこのブログで報告していこうと思います。