再びみたび、高層ビル?　～変貌する大泉学園、石神井公園駅周辺～

　西武池袋線大泉学園駅の北口に、巨大なビルが姿を現しました。地上27階、建物の高さは100mに達します。もともとあった高さ制限をあえて解いて、区として後ろ支えをしてきた再開発事業です。

　　　　　➠過去の記事から。｢大泉学園駅北口｣(2010.11.17)／｢また、100m!?｣(2010.11.10)

　それにしても、低層棟の方も含め、線路間際に迫るこのビルの威圧感はなかなかのものです。大泉学園駅は、これで線路を挟んで南北に3つの100mビルができることになります。
　お隣の石神井公園駅でも、ようやく駅前広場ができて広々とした空間が手に入ったと思ったとたん、大きな再開発ビルの建設の動きが慌ただしく始まっています。線路沿いの西武の土地には、地上14階、高さ47.5mの｢店舗兼共同住宅ビル｣の建設が始まろうとしています。その一つ南には、こちらも再開発の手法をとってさらに高層のビル建設の話が動いているかとか。

　都心というわけでもない。摩天楼を売りにしようというわけでもない。大泉や石神井の魅力や個性を考えた時、どうしてこうまで高いビルにとらわれるのか、深い失望を抑えられません。