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池尻成二事務所 〒178-0063 練馬区東大泉5-6-9 03-5933-0108 ikesan.office@gmail.com

インド、児童労働、憲法9条…

 いまやアジアのハイテク大国とも呼ばれるインド。そのインドが、世界でも図抜けた「児童労働」大国でもあることはあまり知られていません。労働を強いられている14歳以下の子どもたちはなんと1億3千万人。大国に指す濃い影となっています。
 その労働する子どもたちの自立と尊厳を、芸術を通して回復しようという運動に取り組むのが《ボーンフリー・アートスクール》。自身が彫刻家、プロデューサーであるジョン・デバラジさんが主宰する社会団体です。デバラジさんたちは、児童労働の問題に目線を据えながら、そこから広くインドの政治、とりわけ隣国パキスタンなどとの緊張の中で進む軍事大国化に目を向け、さらには「核」と「戦争」の対極にあるものとして、日本の憲法9条に強い関心を寄せてくれています。
 デバラジさんと何人かの子どもたちが、5月に日本にやってきます。「9条世界会議」に参加するためですが、来日中に練馬にも足を延ばし講演とパフォーマンスをしてくれることになりました。世界とのかかわりの中で、憲法9条と日本の政治のありようを問い返す。中村哲さんのお話しの中にもくっきりと浮かぶモチーフが、ここにもあります。ぜひお出掛けください。

核、平和、そして子どもたちの尊厳  ~インド「児童労働」の現場から~
     ●DVD上映 『歴史の旅 ~働く子どもの歴史を探る』
     ●講演 『児童労働、経済、戦争ビジネス、そして憲法9条』
     ●歌とダンス・パフォーマンス

5月8日(木)6時15分開演 区立勤労福祉会館集会室 参加費 500円(中学生以下、無料)
主催 市民の声ねりま お問い合わせ5933-0108(池尻成二事務所)

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