「食」を見つめる

　じっくりと「食」について考えるということは、あまりありません。ほどほどに満ち足りているからなのか、他に考えるべきことが多いと思っているのか…食べていても「食」について考えていることはほとんどありません。「食」－－食材、調理、食卓、食文化…。食べることは人間にとって根源的な生命活動(のひとつ)であるわけですから、いろんなことが見えてこないはずはないのに、なかなか見つめる機会がありません。
　で、「食」です。「食」を通して、人と世界を見つめてみようという企画を組みました。直接のテーマは、「食」そのものから疎外された「飢餓」の世界。今なお克服されず、それどころかふたたび広がりつつさえある「飢餓」。この問題を出発点にして、私たち自身の「食」を問い直そうという企画です。

エチオピアの風を感じる集い
“飢餓”の国から、｢ともに生きる｣メッセージ
9月28日(日)1時半開会
勤労福祉会館集会室(西武池袋線大泉学園駅南口徒歩5分)
講師＆ファシリテーター　森田哲也さん
　　　　　　　　　NGO日本国際飢餓対策機構元エチオピア駐在スタッフ
参加費　500円(高校生以下、無料)
主催　市民の声ねりま　℡03-5933-0108

　ご家族連れで参加できる中身です。どうぞお出かけください。