Access
池尻成二事務所 〒178-0063 練馬区東大泉5-6-9 03-5933-0108 ikesan.office@gmail.com

衆院選-練馬の開票結果

衆議院議員選挙の開票結果、練馬区分を簡単にまとめてみました。過去2回の衆院選の結果と比べてあります。2009年はいわゆる政権交代選挙。そして、2012年は民主党政権に終止符を打った選挙です。
たったこれだけの表ですが、いろんなことが見えてきます。前回2012年と比べると、いわゆる「第三極」の政党は激しい離合集散を繰り返した挙句、結局、得票数を半減させた。その分の票、約7万票のうち1万票は自民党に“復帰”し、2万票を超す部分が共産党の躍進を支えたが、最大の部分は棄権に回った――とても大雑把にくくってしまえば、こういうことになるでしょうか。
実は、3回の選挙を通して、自民党と公明党の票自体はそう大きな変化はありません。他の票を広く集約できるような環境があれば、小選挙区も含めて自民党が苦戦する可能性はありましたが、現実には、自公以外の票は大きな求心軸を持つことなく、分散し、安倍政権を“とりあえず”信任する結果につながりました。個々の政党の伸長・衰退はそれ自体も意味を持っているはずですが、大局的に見ると、これが今回の選挙結果のように思えます。 
これから最大で4年間、安倍政権がどう動いていくのか、懸念は絶えません。各政党が、そして私たちが、どういう枠組みをつくりながら対抗していくのか、よくよく考えなければならないところに来ています。

コメント