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廃校は、拙速・乱暴 ~光が丘第四中学校~

練馬区教育委員会が光が丘第四中学を閉校にするという方針(案)を打ち出し、早ければ来年度中の廃校を目途に、あわただしく動き出しています。

    ➡光が丘第四中学校の公式Hpは こちら
四中は今、1年と2年が単学級、3年が2学級。この4月の入学生(つまり今の1年生)は、24人でした。子どもが減って、クラスも1学級になってしまった、このままでは学校としてうまくいかない。これが、廃校を決断した区教育委員会の言い分です。教育委員会は、早ければ来年度中にも閉じる考えです。
学校を閉じる。廃校にする。大きな話です。在校生も、OBも、教職員も、地域も、たくさんの関係者の生活や心持ちに鋭い傷を残しかねない話です。慎重の上にも慎重に。ていねいな上にもていねいに。普通なら、そう考えます。しかし、教育委員会が光が丘四中の教育環境を考える会を設置したのは7月も後半。それが、わずか3回の会合を経て、9月12日の区議会委員会では廃校の方針が出されます。素早いというよりも拙速、果断というよりも乱暴というべき動きです。
四中の廃校の是非については、考えるべきことが多々あります。ここではひとつだけ。実は、光が丘の四つの中学の中で、学区域の子どもたちの数が図抜けて多いのが四中なのです。なのになぜ、四中が閉校にならなければならないのか? 不思議な話です。
光が丘の中学校学区域ごとの12歳未満児童数 2016.3.31現在

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