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前半戦、終了

 区議会第二回定例会、前半戦の終了です。追加で提案される予定の国民健康保険に関する議案(「医療制度改革」法案の成立を受けたもの)を除けば、条例や陳情など、実質的な審査はほぼ終わりです。
 後半は、いつもなら「人事」を中心に動いていくのですが、今回はちょっと様相が違ってくるかもしれません。議会には、各会派幹事長の非公式・非公開の協議の場として、幹事長会があります。この幹事長会で検討が続いてきた「日額旅費」の取り扱いをめぐって、どうやらいろいろな動きが表面化しそうだからです。
 幹事長会は、「減額の方向で見直し」という議会運営委員会での確認を受けて議論してきたのですが、減額の幅、考え方をめぐっていまだに一致点が見出せないままです。他方では、とくに選挙まで1年を切る中で、区民に対してもこの「日額旅費」についてはっきりした意思表示をしたいという空気が議会の中でも確実に広がっています。そうした状況の中で、「日額旅費」をめぐる議論が議会の表舞台で繰り広げられることになるかもしれません。
 選挙向けの様々な思惑も交錯しながらの動きではありますが、各会派の内々の協議でしっかりとした方向が出せないなら、堂々と議論していくのも必要なことであると、私は考えます。議員になってからの3年余、あえて「供託」という形でこの「日額旅費」に異議を申したて続けてきたのです。区民から見えないところで、無責任な結論が出るのは受け入れがたいことです。
 「日額旅費」に対する区民の関心と批判の広がりを、今、議会はどう受け止めるのか。練馬区議会、要注目です。

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