すずしろの郷

　練馬区春日町にある老人保健施設｢すずしろの郷｣に対して、今日14日、業務停止命令が出されました。停止期間は11月1日から2ヶ月間。｢業務停止｣ではありますが、多くの高齢者が入所している老人保健施設としての性格からしても、また業務停止に至る経過からしても、施設の開設許可取り消しにつながりかねない事態です。利用者は居場所を奪われ、職員は生活の基盤を破壊され、地域は大切な福祉資源を失い、そしてつぎ込まれた多額の税金は回収されないままに闇に消えるかもしれない…
　｢業務停止｣というそのこと自体の衝撃もさることながら、すずしろの郷が設立された2000年以来、この施設のすさまじい混乱と混迷を見続けてきたもののひとりとして、なぜここまで泥沼に陥ってしまったのか、許可･指導･監督権限を有する都と区は、他になす術がなかったのかという悔しい思いを抑えることができません。

　すずしろの郷に関して、幾つか資料を整理してみました。この問題は、区議会でも大きな議論を呼ぶことになるでしょう。

すずしろの郷についての資料　その1