Access
池尻成二事務所 〒178-0063 練馬区東大泉5-6-9 03-5933-0108 ikesan.office@gmail.com

「人工地盤」をイメージする ~大二中と135号線~

今日明日と、大二中の道路問題をテーマにした地域の皆さんの会合が続きます。いろいろとお話を伺っていて、あらためて、校庭に道路を走らせ人工地盤でふたをかけるという区の「整備計画(素案)」の無理を痛感します。
区は、「人工地盤」を使って校庭と道路を“共存”させているケースをいくつか例示しています。その中に、品川区にある都立大崎高校があります。一昨年2012年の4月、私はこの大崎高校を見に行き、このブログにも簡単に報告を書きました。

これが大二中の先例に!? ~大崎高校を見てきました~
大二中の道路問題、転機に

あらためて、この大崎高校の人工地盤の写真を紹介します。写っている小さな人影は私です。私の後ろにぽっかり口をあけているのが都市計画道路補助26号線で、道路の上のがっちりしたコンクリートの構造物が人工地盤。地盤の上に校庭が広がっているというつくりです。ちなみに、私の身長は173cm。地盤面は、ちょうど5mくらいのところでしょうか。26号線は幅員20mのようです。とすると、私の後ろに見えている真ん中のトンネル(車道)と左のトンネルを合わせれば、ちょうど15mくらいですね。
この写真を、大二中に区が作る予定の人工地盤の断面図と比べてみてください。とてもよく似ています。基本のパターンは同じでしょう。つまり、大二中には、こんな構造物が出来上がるのです。言葉を失いませんか?
大崎高校でも問題なく使えているんだから、大二中も大丈夫…もし区の誰それがそう言ったら、こう返してください。「大崎高校は、校庭全体が人工地盤なんですよ。つまり、校庭は平面なんですよ。ところが、大二中は道路の幅だけの人工地盤を作る計画。つまり、校庭の真ん中を、巨大な堤防のようなもので分断するんですよ。同じですか!?」と。

コメント