行政改革

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「宝くじ」と区長会

 実は、宝くじというものを買ったことがありません。木村拓哉や西田敏行のなんだか仰々しい、そして品のないCMをちょっと渋い顔をして見ている程度だったのですが、その宝くじと区政がこんなに縁があるとは思ってもいませんでした。 宝くじは、地方自治と...
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「けじめ」忘れた人事④ ~最後に~

 人はぬるま湯の中にいると熱さに鈍感になります。“身内”に囲まれていると、自分がしていることが見えなくなります。建築基準法のさまざまな規定とは別に、今、区の責任ある立場の人たちはコンプライアンス、文字どおり法令に反することをしていなかったの...
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「けじめ」忘れた人事② ~なぜ、昇任か!?~

 今回の人事で、文書法務課長と並んで、いやそれ以上に釈然としない人事があります。それは、「技監」人事です。 先に触れたように、「技監」は、この4月から新設されたポストですが、役職としては「統括部長級」とされています。統括部長というのは、“部...
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「けじめ」忘れた人事

 4月人事の続きです。 今回の人事でどうしても納得できないのは、建築基準法違反とそれに関連した様々なコンプライアンス(法令遵守)違反で責任を問われている人たちが、何のけじめもなく異動し、さらには昇進までしていることです。問われているコンプラ...
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「技監」ポスト

 4月からの管理職人事が発表されました。組織改正に伴う職名の変更を除けば、小ぶりな人事と言ってよいかもしれませんが、その中の目玉が「技監」ポストの新設です。聞きなれないこの言葉、「技監」とは何か。6日の企画総務委員会で説明を求めました。職員...
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学童クラブや植物園が「仮設」? ~「建築安全調査」の質疑から~

 14日の企画総務委員会で、区立施設の「建築安全調査」についての報告があり、かなり踏み込んだ質疑をしました。そのなかで、区立施設の中にどうやら「仮設」で立てられ、そのまま使用が続けられているものがあるということが明るみに出ました。私の質疑は...
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「組織改正」の危うさ ~区議会での反対討論から~

 区議会の第4回定例会が終了しました。会期末には、幹事長会や各会派間の非公式なやり取りの中で“すったもんだ”が続き、最終日はもしかしたら徹夜か?という構えでいたのですが、結果的には本会議が2時間遅れで開会となったものの、会期延長もなく閉会と...
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たかが組織、されど組織

 大きな――たいへん大きな「組織改正」の話が動いています。区が「子ども関連施策および文化芸術、生涯学習、スポーツ振興施策に関する組織の改正について(素案)」を公表、今、パブリックコメントの最中です。    ➠「素案」は、区のホームページのこ...
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「指針」(つづき) ~能弁と詭弁~

 「答弁が巧みだなぁ」と感心する管理職は、少なくありません。「能弁」というのでしょう。しかし、能弁は、知的な誠実さと論理的な一貫性がなければ、ただの詭弁になり下がることもあります。一応は「言論の府」というべき議会に身を置いている者として、自...
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「附属機関等の…指針」

 練馬区は、「附属機関等の会議の公開および区民公募に関する指針」を設けています。区が設置する審議会や協議会、懇談会、検討会等のあり方について定めたもので、こんな目的が掲げられています。1 目的 この指針は、附属機関等の会議について定め、透明...