福祉

　全国の自治体が、コムスンに振り回されています。国(厚生労働省)は？なかば意を通じつつ、それでも振り回されている？　全国に2000を越す事業所をかかえ、年間の売り上げは600億を越す。コムスンは、介護市場に挑戦した企業の象徴であり、ある意味...

　昨年末に閉鎖・法人解散となった老人保健施設・すずしろの郷の土地建物が競売に付され、A医療法人が落札しました。A医療法人は、全国に病院や介護施設を展開する法人で、旧来どおり100床の規模の老人保健施設を開設する意向のようです。　競売が一般の...

　なぜ杏稜会のような法人の設立が認められたのか。なぜ杏稜会のような法人に、多額の補助金が交付されるようなことになったのか。　一つのヒントがここにあります。「…老人保健施設の整備促進を図る観点から、病院又は診療所の開設に支障があるが、老人保健...

　すずしろの郷に対して、国や都は、なぜ補助金の交付をしてお墨付きを与えたのか。それ以前に、このすずしろの郷の母体として新たに作られた医療法人を、都はなぜ認可したのか。開設当初から内紛と抗争を繰り返してきた法人の実態を知れば知るほど、そして、...

　すずしろの郷の業務停止が命じられるという事態を受けて、練馬区は、居場所を失う入所者･通所者の対応に追われています。保険者として、また区民の生命を保護すべき自治体として、まずはそれが最優先の課題であることは明らかです。しかし、とんでもない法...

すずしろの郷に関する新聞報道を、インターネット版から拾ってみました。東京都が介護施設に業務停止命令、介護保険法に違反読売新聞10/14夕刊業務停止命令の介護施設、負債１２億を“粉飾決算”読売新聞10/15老健施設に都が業務停止命令　常勤医を...

　練馬区春日町にある老人保健施設｢すずしろの郷｣に対して、今日14日、業務停止命令が出されました。停止期間は11月1日から2ヶ月間。｢業務停止｣ではありますが、多くの高齢者が入所している老人保健施設としての性格からしても、また業務停止に至る...

　朝日新聞が、めぐる君のこと、そして練馬区が10月から｢通学介助｣を実施することを報じています。⇒難病高校生　訴え実る　　　(インタネット版朝日新聞から) めぐる君のすてきな笑顔も、写っています。まわりをやさしくさせてくれる彼の個性の力でし...

　今日の本会議で、区長が、障害を持つ子どもたちのための｢通学介助｣の実施を明言しました。区議会にも2万以上の署名を添えて陳情が出されていたもの。陳情者の「めぐる君｣のことは、このブログでも触れました。⇒8月13日　本会議では、自民党の議員が...

　障害者の介護サービスは、どんなに障害が重くても1日14時間まで。こんな｢上限｣を設けるという考え方を、区が示しました(4日、健康福祉委員会)。自立支援法では、各自治体が支給決定の基準をつくることになっており、そのなかで、通常の基準によるサ...