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池尻成二事務所 〒178-0063 練馬区東大泉5-6-9 03-5933-0108 ikesan.office@gmail.com

驚き、あきれ、腹が立つ…

 旧郵政公社が民営・分社化され、今年の10月からいくつかの新しい株式会社が発足します。公社の金融部門を引き継ぐのが「株式会社ゆうちょ銀行」。その「ゆうちょ銀行」から、「振替サービス料金改定のお知らせ」というのが送られてきました。
 封を開け、小さな字のとても分かりづらい告知を読んで、驚き、あきれ、腹が立ってきました。そこには、振替手数料の大幅引き上げが記されているのです。現金を払い込む場合、1万円~3万円はいくらか引き下げられているものの、それ以外は軒並み値上げ。たとえばこんな具合です。
1万円まで 窓口100円⇒120円/ATM60円⇒80円
3万円~10万円 窓口150円⇒330円/ATM110円⇒290円…
 私を応援してくださっている皆さんは、市民の声ねりまの会員やニュース「いぶき」の読者として、1,000円、2,000円という単位で貴重な志(こころざし)を寄せてくださいます。ところが、1,000円振り込んでも120円が手数料!ついこの間までは60円だったのです。倍増です!民営化って、要するにこういうこと?儲けのためにどんどん値上げをしていくってこと?
 口座から口座への振替(電信振替)だけは据え置きか引き下げなので、要するに、一般の銀行並みに「ゆうちょ銀行」にも口座をおつくり下さい、そうすればサービスしますよ、ということなのかもしれません。しかし、口座があろうがなかろうが、誰もが、低廉な手数料で、自由に送金・入金できるシステムはまさに「郵便局」の公的な役割の一つであり、とりわけ地域社会のさまざまな市民活動をお金の面から支える、ささやかだけれども大切なシステムの一つだったのです。
 民営化はこんなもんだと分かっていたと思っていました。しかし、実際にこうやってじわじわといじめられると、本当に腹が立つ。

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