駐車場で荒稼ぎ？ －決算1日目－

　決算初日。区立施設の駐車場使用料を取り上げました。ほんとは、せめてもうひとつ取り上げたかったのですが、逃げの答弁を繰り返すので結局、時間切れ。7分しかない私の立場を少しはわかってよ…愚痴です。
　本題。駐車場代が高い！――こんな声は、実は大変多いんです。民間の駐車場ではなく、あくまで公共施設に付置された駐車場なのに、民間並みの料金。２人か３人車で来れば、施設本体の使用料よりも高い駐車場代を払うことに、なんて笑えない話も。駅近くならまだいいのです。ただ出向くだけなら、話は別です。駅から遠い、機材が重い、そんな事情を抱えた利用者が少なくないから、苦情は尽きず、苦労が絶えない。
　それにしても、駐車場の使用料、誰がどんな根拠で決めたのかさっぱり分からない。「条例で議決頂いた｣なんて形式論を繰り返す担当課長の答弁にはうんざり。最後にやっと部長が話を拾って、近隣(の民間駐車場)との均衡、なんてことを言いましたが、別にその施設に用のない人に駐車させるためにあるわけではないでしょ？ちゃんと目的を持ってその公共施設に来る人のための駐車場なんでしょ？
　ひどいのは、区が駐車場使用料で大もうけしているということです。たとえばスポーツ施設。決算が出ている8施設で　

使用料収入49,755,100円、これに対して経費は16,792,860円。収入はなんと経費の3倍!!

「受益者負担」や「維持管理経費」ではとうてい説明できない“暴利”です。
　駐車場の使用料、これ以外にもおかしなことがたくさんあります。負担軽減に向けて見直すべきです。