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池尻成二事務所 〒178-0063 練馬区東大泉5-6-9 03-5933-0108 ikesan.office@gmail.com

納豆(パック)談義

 「納豆パックって、ダメなんでしたっけ?!私は納豆好きで学園町住まいなんで、モデル事業で、一生懸命丁寧に納豆パックは洗って捨ててたんですけど、ダメだったんですかねぇ。。」

 こんなコメントをもらいました。納豆お好きなんですね。私は、九州生まれ、納豆よりも“おきうと”という世界に育ったので、今でもたま~に手を出す程度…と、そんな話はともかく、納豆パックです。
 納豆パックは、「素材」としては資源になるはずの「容器包装プラスチック」➠しかし、資源にするためには、中身が残っていてはいけない➠納豆パックは例の“ねばねば”があり、汚れを取るのはちと大変➠あまり手間隙かかると嫌がられそうだし、洗剤使ってごしごしやり出したらかえって環境に悪いかも➠はじめから、「可燃でいいですよ」と言うことにしよう…と、どうもこんな発想の流れのようなのです。
 別な方からのコメントにもありましたが、どうやらこの納豆パック、なかなか身近で、出るところは毎日出るんでしょう、「資源化」の焦点になりそうな雲行きです(!)。
 全体として環境負荷を最小にするというのが原則でしょうから、資源に出すために、水や洗剤をじゃんじゃん使ってプラ容器をピカピカにするとなれば、確かに本末転倒なところもありますよね。でも、納豆パックの汚れを「中身が残らない」程度に落とすのは、そんなに大げさな手間じゃないはず。「納豆パックも、ケチャップ容器もプラマーク付き!洗剤なんか使わずに、ちょっと水に浸けておけば全て資源になる」と、<近所のおばさん>さんもおっしゃっています。
 納豆パックに限らず、区は「ぜひご協力を!」「もう一手間の努力を!」と訴えたらどうでしょう?そうすれば、資源化とごみ減量への区の熱意も伝わるだろうし、何より肝心なのは、区民の意識が変わることなんですから。プラ資源化に真剣に取り組めば本当にゴミは減るのであり、今、必要なのはこの「真剣さ」だと、私は思います。

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