清掃一部事務組合(清掃一組)が08年度のごみ量速報値を公表しました。
⇒清掃一組「事業内容」のページ
それによると、ごみ総量、可燃ごみ量はこうなっています。
●ごみ収集総量(区集+持込) 305.8万トン(前年度比▲16.5万トン)
●可燃ごみ総量(区集可燃+持込) 281.9万トン(前年度比8.6万トン)
これは、衝撃的な数字です。ごみの減量傾向はさらに顕著になりました。可燃ごみ総量は、23区の廃プラサーマル全面実施に伴い増加しましたが、むしろ増加がわずか9万トン弱に収まったことが脅威です。 一組は、26万トン増える、と見込んでいたからです。
この結果、現在の一般廃棄物処理計画でのごみ量推計とのズレは
●ごみ総量 ▲30.2万トン 可燃ごみ ▲33.1万トン
となります。07年度時点でのズレは可燃ごみで15万トンでしたから、倍以上に膨れ上がりました。
これでは、一廃計画の見直しは不可避です。一組は、前倒しで一般廃棄物処理基本計画の見直しに入っていますが、当然でしょう。しかし、それだけでなく、どうごまかしても施設整備計画の縮小も避けがたいと思われます。33.1万トンは、実績で見れば練馬工場3つ分!です。少なくとも一廃計画の見直しが済むまでは、工場建替えは凍結すべきです。
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