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池尻成二事務所 〒178-0063 練馬区東大泉5-6-9 03-5933-0108 ikesan.office@gmail.com

泡瀬干潟

 練馬の話題からは少し離れますが、沖縄本島の南東部、沖縄市の沖に広がる「泡瀬干潟」。300㏊になんなんとする南西諸島最大の干潟です。去年、私の近しい友人たちがこの干潟を訪ね、その話を聞き、そしてこの干潟が今、存亡の危機に瀕していることを知り、ずっと気になり続けています。干潟の命を奪おうとしているのは、例によって(悲しいかな!)、国と県が進めようとしている大規模な開発事業。この沖合いを埋め立ててレジャー施設を誘致するというものだそうです。
 愚かしい…
 サンゴ礁が広がる干潟、きわめて多種多様な生物、藻類、魚類、貝類、鳥類と希少種・絶滅危惧種の数々が生息するいのちの揺りかごのような干潟。その干潟を埋め立ててしまうなんて、どうしてこうも愚かしいことを考えるのか…
 今年の12月には、いよいよサンゴ礁のエリアに土砂が運び込まれるといいます。なんとかしたい、でも何ができるかわからない。そんな思いで、日曜日、銀座で開かれていた写真展に行きました。小さな小さな画廊に、沖縄出身の何人かの人たちと、この干潟に惹かれて沖縄に移り住んだ元環境省自然保護官の水野さんという方がいて、少しお話をしました。

 泡瀬干潟の沖合いの海は、あの辺野古の沖につながっています。東京の人にもっと知ってもらいたい。水野さんはそうおっしゃっていました。すてきなDVDを購入してきたし、ささやかでも、何か企画が組めないかと思いをめぐらしています。誰か一緒にいかがですか?

   ➠泡瀬干潟を守る連絡会

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