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池尻成二事務所 〒178-0063 練馬区東大泉5-6-9 03-5933-0108 ikesan.office@gmail.com

恐るべき“非常識”

 区政とは直接、関係ないのですが、気になる話題をいくつか。まずは、お金にまつわる三題。

 最近、こんなニュースが報じられていました。 
都庁舎の改修費用が780億円!
 建築18年目の改修にしてこの額。空調関係だけで280億円とか。建築費が1569億円だったそうなので、改修費はほぼその半額にのぼります。驚き、あきれ、笑い飛ばすしかなくなってしまう金額です。
麻生首相、外国訪問に6億5800万円!
 都庁舎改修に比べればかわいい額ですが、しかし、昨年9月の国連総会出席から今年1月の日韓首脳会談までの計5回の外国訪問にこれだけの税金が消えていたと知らされると、驚きもあきれも、むしろかえって深刻かも…。
購入予定の次期戦闘機は1機300億円!
 米国国防相が最新鋭戦闘機F22の新規調達を中止する方針を打ち出したそうですが、このF22、日本の航空自衛隊の次期主力戦闘機の有力候補だったとか。驚くべきはその価格。1機、たった1機だけで300億円!ということは、7機で練馬区の予算全部が消えてしまう…。ここまで来ると、強がってわらって見せたそのわらいもすっかり引きつってしまいます。

 それにしても、このいずれも、もはや“非常識”というべき世界だと思いませんか?元はといえば、すべて税金。すべて、あなたや私の労働の果実の一部なのです。政治とは、なんと非常識な世界になってしまっているのか、最後は恐ろしくなってしまいました。

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