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池尻成二事務所 〒178-0063 練馬区東大泉5-6-9 03-5933-0108 ikesan.office@gmail.com

廃プラ資源化が進んでいない!

 練馬区の担当者に、新年度に向けて23区の廃プラ資源化の取組状況を調べてもらいました。練馬区は、容リプラの全面資源化を決断しましたが、23区のうち、廃プラスチックの資源化を打ち出しているのは練馬を含めて9区のみ。なかでも、容器包装リサイクル法の対象となるプラスチック全てを資源化するというのは7区にとどまっています。

廃プラ資源化予定区の一覧表をホームページの区政データボックスにアップしています
いけさんのホームページ  の更新記録をご覧下さい

 新年度(2007年度)には、23区全てで廃プラ焼却(“サーマル・リサイクル”)のモデル事業が実施されます。08年度には、全域で廃プラスチックは「不燃ごみ」から「可燃ごみ」に変わります。燃やす前にすることがあるだろう、まずは減量、そして資源化。とくに容リ法対象のプラスチックについては最優先で資源化に取り組むこと。それ抜きに、廃プラ焼却に踏み出すことは認めがたい――これは、私が主張し続けてきたことであるだけでなく、リサイクルに関する確認された基本原則でもあります。
 ところが、23区のうちわずか9区…。お粗末です。少なくとも、廃プラ資源化に向けて23区の足並みがそろわない限り、焼却は時期尚早です。

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