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区民の視点で、さらに議論を ~順天堂附属病院の増床計画~

順天堂附属練馬病院と地域医療振興協会練馬光が丘病院。練馬の地域医療の「中核病院」と位置付けられたこの二つの病院を巡って、大きな動きが進んでいます。まずは、順天堂。

順天堂練馬病院は、現在、400床。病床稼働率は97%に達し、増床を求める声は様々な方面から寄せられてきました。問題は、用地。現在の敷地ではこれ以上の増床は無理ということで、紆余曲折ののち、石神井東中学校の校庭の一部を含めた土地のやり取りで笹目通りの向かい側に新たな建物を建て、そこを病院の一部とすることで話が進んできていました。

(9.28区議会医療高齢者等特別委員会資料より。以下、同じ)
左側の大きな四角が1号館。現在の病院建物です。4号館とあるのが、新しい病院の建物。もともとは石神井東中の体育館などがあった場所ですが、その土地を中学校北側に順天堂が持っていた土地と交換し4号館を建てることになったのです。
2号館は、現在は事務室や会議室などの事務管理スペースとして使われています。1号館と2号館は区が設置した歩道橋(練馬高野台いきいき歩道橋)でつながっています。この2号館とさらに連絡通路で4号館につながるという配置です。
順天堂の90床増床計画は、議会としては、すでにおおむねの合意と判断を重ねて既定の事業でした――少なくとも8月までは。ところが、9月になって、90床の増床計画の大幅な見直し案が飛び出したのです。(続く)

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