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また、給食か?

 今日、区議会文教委員会がありました。冒頭、学校教育部長が開進第三小学校で発生した嘔吐等の集団発生について口頭で報告しました。
 昨日からテレビなどでも報道されていたようなので、ご存知の方も多いでしょう。桜台にある開進第三小学校で、全児童のほぼ半分に当たる370名強が、22日から23日にかけて嘔吐や下痢、発熱などの症状を訴えているというものです。原因は今のところ特定されていませんが、「感染性胃腸炎」という診断が出されているとも報じられ、クラス・学年をとわず大量に、また同時に発症していることからみても、給食を介したウィルス感染が疑われています。
 給食を介したウィルス感染といえば、6月に大泉第一小学校で発生したノロウィルスによる集団感染がすぐに思い起こされます。半年も置かずして、また、学校給食か…。発症した人数からすれば、大泉第一小の4倍近く。入院に至るような重症の方が出ていないらしいというのが不幸中の幸いですが、それにしても、腹立たしく、また、申し訳ない事態です。
 もし、今回もまた感染経路が給食だったとしたら、「なぜ」という問いを超えて、教育委員会は重く、鋭く、その責任を問われざるを得ないでしょう。もちろん、議会も、間接的には責任を免れません。大泉第一小の事件のあと、私は、議会でも何度かこの問題で真剣な対応と対策を求めて発言をしました。しかし、委員会の発言にとどまったこと自体が、甘かったと言うべきです。「安心・安全」をことあるたびに繰り返す区が、自ら子どもたちの心身を傷つけたいうことの重みを、ほんとうにしっかりと受け止めなければならない。今はそれが、出発点です。

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